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アンソロ原稿ってどんな感じで制作したらいいの?
専用のソフトが必要? 二値化って何?
裁ち落としとか塗り足しとか解像度とか原稿サイズとかわからん!
というご質問を結構頂いております。
いや実際私も第一弾の時そこら辺すごく不安でした…
前回漫画・イラストで参加された方ならきっと大丈夫かな?とも思うのですが
第二弾が初参加という方も結構いらっしゃるので

「こんなに適当でもなんとかなったよ!」

というアキトのゾディナウアンソロ時の原稿制作方法をまとめてみました。


【制作手順】
A4コピー用紙にボールペンで漫画を描く
→スキャン
→フォトショでサイズ合わせ(A4をA5に)
→続けてフォトショで線画処理・台詞入れ・トーン処理・二値化処理など
→保存

【制作環境】
・スキャナ
・フォトショップ(CS2)
・ペンタブ

フォトショが無いよ、とか
コミスタとかコミワクなど専用のソフトをお持ちの方には
全然参考にならなそうなんですが
続きからずらずらと。



【1 下準備】


私はPCで直描きができないので、A4コピー用紙にボールペンで描きました。安上がり!
黒ベタとか失敗した線とかもスキャンしてから処理したほうが楽なので
そのまま取り込んでしまいます。
スキャンの設定で解像度600dpiがあればそれで良いと思います。
私何故か1200dpiだった…(大きい分には後から小さく修正できます)

*注意!
 この後A4漫画をA5サイズに縮小するんですが…私すっかり失念していて
 普通にA4サイズの状態で「内側1センチ以内には台詞を書かない」を実行しておりまして…。
 縮小したら台詞ががっつりと台詞書いてはいけないゾーンに入っていたという衝撃。
 盛大にフォトショ上で台詞を内に~内に~と詰める作業をするハメになりました。。。



【2 フォトショ作業:サイズ合わせ】

はい…上記の通り私の場合原稿の切っては貼って切っては貼って~の大手術が必要になったんですが
とにかくA4をA5に直します。どう直すのか!

新しくA5のキャンパス作ってそっち乗っけたらぴったりだよね!(安易に)

フォトショの新規からA5のサイズを選びます。
このままOKせずに塗り足し、もしくは裁ち落としってやつも一緒に作ってしまいます。

*塗り足し、裁ち落としとは…
 えーっと、同じ事です。多分。
 仕上りサイズに対して端までびっちり色やイラストを配置したい場合(=用紙の端まで印刷したい場合)に
 仕上りサイズよりもちょっと大きめに描いておく領域です。
 (本になった時には見えません。ちょっと印刷ずれても大丈夫にしておく予備領域ですね)
 A5サイズでも上下左右+3mmずつ必要です。


A5サイズに幅+6mm、高さ+6mmして幅154mm、高さ216mmとします。
解像度は600dpiにするのをお忘れ無く。
モードはグレースケールにしましょう。

genko.jpg

コレで良いはず。


【3 フォトショ作業:線画処理・台詞入れ】

新規で作ったキャンパスにスキャンした原稿をドラッグ&ドロップします。
きっとキャンパスに収まりきらないほど大きいと思うので適当に縮小します。
丁度良いサイズに落ち着けたら、フキダシ内の台詞もテキストツールで打ち込んでおきましょう。
手書き台詞の人はそのままでOKです。

ここでとても大事なこと!
この状態にしたら一度モノクロ二値化処理をします!


グレスケで提出するよ~という場合はやらなくてOKですが
これしておくとこの後の処理がとっても楽だと言うことに気付いてしまったので
私は二値化しちゃいます。

やり方は簡単!
フォトショのイメージ→モード→モノクロ2階調
解像度は「600dpi」
種類は「50%を基準に2階調に分ける」

これで原稿が完璧に白と黒の2色にパキっと別れてしまいます。
ドット絵みたくなります。


【4 フォトショ作業:トーン処理】

必要であればトーン処理をします。
と言っても私フォトショにトーンのテクスチャとかは入れてないので
ただ単にグレーを使って色塗りします。

一度2階調に分けてしまうとレイヤーが作れないわ白と黒の色以外選べないわなので
もう一度イメージ→モードからグレースケールを選びます。
あとは自由にグレーの濃度を調節しながら髪、服、影などを塗ってしまって良いと思います。

私のやり方を描くと
背景状態の線画をレイヤーパレットでダブルクリック→レイヤーに変換
自由選択ツール(アンチエイリアス・隣接のチェックを外す)で白を選択して削除
線画だけの状態になったレイヤーを一番上に置いて、下に新規レイヤーを追加する
(グレー70%とか30%とか、分けておくといいとか)
塗りつぶしツール(アンチエイリアス・隣接のチェックを外し、全レイヤーを対象にはチェック)でバケツ塗り
線がとぎれててバケツ塗り出来ないところは鉛筆ツールでアウトラインを描いてしまってからバケツ塗りしましょう。
細かい塗り残しも同じく。

オエビと似たような感覚で実にサクサク楽しく塗れてしまいます。
お試しあれ。
(私はアニメ塗りみたいにパキッと影を付けるのがあっているのでこんな塗りですが
ブラシで影付けても良いと思うます。そこは自分の作風で自由に…)


【5 フォトショ作業:仕上げの二値化】

思い存分トーン処理を施したら、もう一度二値化をします。
(仕上げ前に別名で保存しておくことをオススメします)

今度はさっきの種類「50%を基準に2階調に分ける」ではなく
「ハーフトーンスクリーン」を選びます。
線数は100~130程度、角度は45度、網点形状は円をオススメしています。
OKを押すとグレーだった部分が点々のトーン状態になります。

一度見直して、処理が大丈夫そうだったら完成原稿として保存しましょう。


お疲れ様でした!





【補足】

*斜めにスキャンされてしまった

回転ツール使って目検討で修正しても良いと思うのですが
私が使っているのが定規ツール。
スポイトツールの所を長押ししたら出てきます(CS2確認)

斜めっている漫画の枠に合わせてピーっとドラッグ&ドロップで線を引く
イメージ→画像の回転→角度入力→何も弄らずOK
定規ツールで引いた線に合わせて真っ直ぐにしてくれます。便利!

*二値化した線画、台詞を後から直したい場合…
一度二値化してしまった線画や文字を、グレスケモードで拡大縮小回転などすると
ドットだったものがその部分だけぼやけてしまいます。
線画は鉛筆ツールの黒100%・白100%で修正しましょう。
文字は、ちょっと面倒ですが別のキャンパスに打ってそれを二値化→切り取ってはっつける と言う方法を使っていました。
何か言い手段があったら教えてください…。

*フォトショエレメンツの場合…
詳しくはわからないのですが、エレメンツのバージョンによると
モノクロ二階調「50%を基準に2階調に分ける」はあっても
「ハーフトーンスクリーン」が無い場合があるそうな。
その場合は主催側でも最後の仕上げ処理ができますので、ご相談下さい。

*右ページと左ページ
どうしても本を開いたとき、真ん中側は絵や台詞が見づらくなってしまいます。分厚い本なら特に…。
「このページは右に来るのか左に来るのか」を最初から決めておくと
見えにくくなる部分をふまえて作業が出来るかと思いますので
特に漫画の方は、右始まりか左始まりか指定して原稿を提出していただけると助かります。

*やっぱり原稿サイズが不安だ
そんな方へこんな物を作ってみました。

[A5+裁ち落としサイズ/解像度600dpi/グレースケール/注釈レイヤー&ガイド付きPSDデータ]
sample.gif*これは確認用のGIF画像です
ダウンロード→ http://tetora.parasite.jp/acsta/img/sample.zip

これを原稿の下地にすれば大丈夫… かも!
元からあるレイヤーは目安です。必ず削除してください。

長々と有り難う御座いました~
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